【DAY159・ウズベキスタン】ブハラ観光&タシケントへ寝台列車で移動
- 2019.06.30
- ウズベキスタン
2019年5月27日(月)DAY159
*本日のイベント*
・ブハラ観光
・ブハラからタシケントへ寝台列車で移動
朝ごはん:宿deごはん
朝食付きの宿のため、朝ごはんをいただく。
ウズベキスタンは朝食付きが一般的なのか。
そして結構な品数があった。
この日はいい天気で外で食べた。
宿の中庭にはバイクを整備しているいかにも旅人と
思われる人がいた。
40代ぐらいの男性だ。
話を聞いてみるとカナダからバイクで旅しているようだ。
どういうルートで来たんだろうかと色々聞きたくなったが、
整備に忙しそうだったので、僕らはのんびり眺めていた。
朝食後はチェックアウトをして、宿に大きい荷物を預かってもらう。
この時宿の方から、誕生日会のお誘いが。
宿の方「今日は僕の誕生日会があるので、よかったら来てください。」
僕らは「それは無料でしょうか。」
思わず聞き返してしまった。
宿の方「もちろんです。」
なんだかめちゃくちゃ恥ずかしくなった。
せっかくなので参加させてもらうことにした。
ブハラにかけられる時間は今日1日しかないため、
早速外に出る。
今日の夜には夜行列車に乗り、タシケントに戻らなければならない。
Chor Minor(チャル・ミナル)
はじめに訪れたのは宿の近くのこちらへ向かう。
外は天気も良く、非常に暑い。
この街はサマルカンドよりもこじんまりとしている。
観光スポットから1本違う通りに入ってしまうと、
たちまち観光客の姿は少なくなる。
道路は舗装されていない土の道路もあった。
歩いていると、突如大きな4本の塔を持つ建物が現れる。
1807年に建てられて、マドラサ(神学校)の一部として使用されていた。
塔が4つ建てられているのは、塔を建設した商人に4人の子供がいたから、
と言われている。
よく見るとそれぞれの塔で若干形等が異なっている。
自分の子供の特徴を塔に描き出しているのだろうか。
Abdulaziz Khan Madrassah(アブドゥルアジスハーン・マドラサ)
こちらは17世紀半ばに建てられた比較的新しいマドラサ。
このあたりで日本のガイドツアーの団体を見かけた。
なかなか日本人が出会わなかったので、日本語を聞くだけで
嬉しい。
このマドラサの目の前には「ウルグベク・マドラサ」が建っており、
こちらも非常に綺麗。
歴史的建物の前に黄色のタクシーがあると、
ギャップがすごい笑
このあたりは徒歩圏内に見所が多すぎて困った。
タキ・バザール
「タキ」は現地の言葉で屋根という意味。
ブハラの街の中にはこのように丸い屋根を持つバザールが3箇所ある。
かつては5箇所あったようだが、現在は3箇所のみ。
僕らはちょうど通り道にあった上の地図のタキ・バザールに行ってみた。
道にはほとんど日陰がなく、暑かったので屋根があるだけでとても涼しい。
これは今も昔も変わらないのであろう。
涼しいので休憩しながら、中を見ていると、
お土産店がずらり。
中での写真は撮り忘れてしまった。
物欲をくすぐるものも多数あるが、
荷物が増えてしまうのでここでの購入はなし。
外に出てみる。
この暑い中ロシア帽を買う人はいるのだろうか。。。
外にはこのような綺麗な模様のお皿も売っている。
ウズベキスタンっぽいな。
カラーン・ミナレット、モスク
カラーン・ミナレットとカラーン・モスクは隣通りに並ぶ歴史的建造物。
これがブハラの街のシンボルと言っても過言ではないのではないだろうか。
カラーン・ミナレットは高さは45.6mあり、ブハラのミナレットの中でも最も高い。
そのため、街中からはどこからでも見渡すことができる。
昔はミナレットの上に明かりが照らされ、
砂漠を渡る隊商の道標となっていたようだ。
また、戦争中は見張り台としても使用された。
そんな話を見ると、当時の情景を思い浮かべながら
見学してしまった。
その横に接続されているのが、カラーン・モスク。
最初に敷地に建てられたのは8世紀ごろ。
その後、13世紀にモンゴルからの襲撃により破壊、
そして現在は16世紀に建てられたもの。
チンギス・ハン襲来の際にはあまりの大きさに宮殿と間違え、
破壊されてしまったという話もあるようだ。
モスクへの入場料は8,000スム(約101円)。
中は人が少なく見学しやすかった。
モスクの中には大きな柱が立ち並んでいた。
相変わらず青のタイルが美しい。
人の手によって、
このようなものが遠い過去に作られたのは想像できない。
さらに、それを今の人々も美しいと感じている。
なんかすごいな。
あっさりした感想やけど笑
ミル・アラブ・マドラサ
カラーン・モスクの目の前にあるマドラサ。
ここは1536年に建てられたもの。
青と白のタイルを用いて、植物文様と文字文様を組み合わせた
典型的な末期ティモール様式のマドラサ。
なんとこのマドラサは現役。
現在も神学校として、利用されている。
1階は教室や図書館、2階は学生たちの寄宿舎になっているようだ。
そのため、入口から中に入ることはできなかった。
外からの見たマドラサは2つのドームが美しく、
綺麗なシンメトリーで見惚れるものであった。
昼ごはん:Ali Baba(アリババ)
昼ごはんはこちらへ。
メニューは写真付きで選びやすい。
僕はいつも通り肉系のメニューを選ぼうとしたがない。
ウズベキスタンに限らず海外はメニューに載っていても
品切れのメニューが多い。
結局、汁なしのラグマン(15,000スム:約189円)と
汁ありのラグマン(15,000スム:約189円)を注文。
暑すぎたのでコーラも注文。なんと1.5リットルで9,000スム(約113円)。
レストランでこの価格はすごいな。
ラグマンの味はどこで食べてもほとんど外れがない。
困った時はラグマンを頼むようにしている。
汁ありでも汁なしでもどちらも美味しい。
汁なしは焼きそばっぽい。
美味い。
⬇︎メニュー(一部)
アルク城
アルク城は歴代のブハラ・ハーンの居城。
最近の調査で少なくとも紀元前4世紀ごろから存在していたことが
分かっている。
外壁は何度も破壊され、建て直しされている。
ここはあまり興味もなかったので、(入場にお金もかかるし、)
目の前だけスルー。
観光地では全部入ってしまうと、
費用がかかってしまうので、
行きたいところだけ行くようにしている。
ここを見学した後、
ゆっくり歩きながら宿に戻った。
炎天下の中では長時間歩き続けるのはしんどかった。
宿に戻って、少し休憩。
本日誕生日会に招待されたが、
この国の誕生日会のシステムが全くわからない。
プレゼントとか買って行った方がいいのか、、、
服装どんなんがいいか、、、、
あやか(仮)と話したが、
結局、プレゼントもないまま、普段の服装で参加することに。
夜ごはん:Bella Italia
誕生日会にはご飯が出るようだったが、
あやか(仮)が宿の近くにイタリアンがあることを発見。
イタリアン大好きのあやか(仮)はどうしても行きたいようだ。
「誕生日会でご飯少なかったらどうしよう、、、」
「誕生日会で食べられない料理ばかりやったらどうしよう、、、」
とか、言われてしまえば、行くしかない笑
結局2人ともパスタを注文。
会計は2人で40,000スム(約507円)。
味はまぁ普通かなって感じ。
店内は広々おしゃれやった。
宿で誕生日会
宿で誕生日会は20時ごろから。
これはラマダン中の人がいるため。
※ラマダン:イスラム教の人が約1ヶ月間断食を行い、主神アッラーに感謝を伝える行為。
断食といっても、食べられないのは日が出ている間で、日が沈んでいる間に食事を取る。
僕らが会った人の中でも時々このラマダンを行い、
日中に食事をとってない人がいた。
日中は飲み物も飲めないため、体に負担がかかりそうだが、
彼らの信仰の深さが伝わった。
そして、20時に近づくとどんどん人が増えていく。
全員が誕生日の方の親族。
宿から参加しているのは、僕らと朝見たバイクで世界一周をしている方だけだった。
最終的には20人程度の人が集まっていた。
僕ら以外はみんな親族。
話を聞いてみると、
今日は僕らを誘ってくれた宿のオーナーとそのおばさんに当たる方の
誕生日会のようだ。
誕生日会と言っても、日本のように誕生日の本人が祝われるものではなく、
みんなで食事を取るという意味合いが強いと思った。
誕生日の本人が一番動き回って、働いていた。
特にプレゼントとかもなかった。
日本では誕生日だけでここまでの親戚が集まることは、
ほとんどないし、
親戚との繋がりも強いんやろなーと思った。
僕らの席にも親戚の方が座っており、
英語も喋れないので、身振り手振りで会話していた。
みんな優しい。
そして何と言っても、ご飯が美味しい。
こんな感じでどんどん運ばれてくる。
写真はこれだけしかない。
みんな写真とか撮る雰囲気ではなかったので。
僕らは夜行列車の時間が迫っていたので、
21時過ぎに先に抜けさせてもらった。
送ってくれたのは親戚の方。
優しい。
海外での文化の違いを感じた誕生日会であった。
ブハラ駅
そして、宿から30分程度で駅に到着。
チケットの確認・荷物検査の後、ホームへ。
チケットはウズベキスタン鉄道のホームページから予約。
ホームページはこちら。
ウズベキスタンのホームページで
ブハラは「БУХАРА 1」、
タシケントは「ТАШКЕНТ」と表示されている。
最近移動ばかりで疲れているので、
本日は1等車で2人部屋。
値段は手数料等込みで267,303スム/人(約3,533円)。
23時前に列車が到着。
(写真は次の日撮ったもの)
到着は明日の7時ごろの予定。
再びチケットを確認されて、乗車。
部屋の中はこんな感じ。
結構快適。
そして定刻通り出発。
ウズベキスタンは電車が時刻通りでありがたい。
そして電車が出発すると、もちろん真っ暗で景色は見えない。
出発前は暑かったが、部屋の中も徐々に冷房が効いてきた。
部屋の電気を消すと、すぐに眠りについた。
今日はそんな日
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