【DAY164・トルクメニスタン】ついに独裁国家トルクメニスタン入国そして地獄の門へ!!

【DAY164・トルクメニスタン】ついに独裁国家トルクメニスタン入国そして地獄の門へ!!

2019年6月1日(土)DAY164


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*本日のイベント*

・ウズベキスタン・ヒヴァから陸路でトルクメニスタン入国へ

・地獄の門を見学

 

今日はいよいよトルクメニスタン入国日。

トルクメニスタンはトランジットビザを利用して入るため、

最大5日間しかトルクメニスタンに滞在できない。

目指すは「地獄の門」。

そして、果たして5日間でトルクメニスタンから出国できるか・・・

 

トルクメニスタン入国まで

ヒヴァからトルクメニスタンの国境へ

トルクメニスタンの国境までヒヴァの街から直接向かうには、

タクシーしかない。

 

ヒヴァの横の街ウルゲンチに移動すると、バスでも行けるようだが、

トルクメニスタンに滞在できる期間も限られているので、

タクシーで向かう。

 

朝9時にタクシー到着。

タクシーの運転手は近くの宿の方。

1時間程度で国境へ。

 

国境はこの辺り。

 

ウズベキスタンはここでさようなら。

 

ウズベキスタンは英語を話せない人が多いが、

困っていたり、質問したりすると僕らをすぐに助けてくれた。

 

ほんまに人が暖かい国やなーと思った。

また必ず訪れたい。

 

ウズベキスタン出国審査

始めに出国審査の門でパスポートを提示して、

確認。

 

ここで一応滞在証明書の確認をされた。

 

ほとんど見ていなかったが笑

 

僕らの前には同様に出国審査を待っている香港からのツアー客が数名。

ツアー客にはトルクメニスタン人のガイドが同行していた。

 

トルクメニスタンに観光目的で入国する場合は、

現地のツアーガイドが必要。

 

そのためには申請からガイドの料金まで含めると、

かなりのお金がかかってしまう。

そのため、多くの旅人はトランジットビザを取得し、

5日間でトランジットのついでに観光してしまおうというのが、

多いようだ。

 

出国審査では特に質問されることもなく淡々と終了。

日本というと「サムライ」という言葉を発していた。

中央アジアの人はサムライが好きなようだ。

 

現代に侍はいないことは知っているのだろうか。。。

 

出国審査を抜けると、

15人ぐらい乗れそうなバンが停車している。

香港からのツアーの方と乗車。

乗車料金は事前情報では2ドル/人ぐらいかかると思っていたら、

1ドル/人やった。

 

トルクメニスタンのガイドの方おったからかな・・・

これに乗って、トルクメニスタンの入国審査場へ。

 

トルクメニスタン入国審査

トルクメニスタンの入国審査場では、

大きな大統領の顔がお出迎え。

 

中央アジアの北朝鮮と言われるだけある。

入り口でパスポートとビザのチェック。

その後笑顔で「Welcome to Turkmenistan!」と言ってもらえた。

少し和んだ笑

 

そして、色々質問されたり、荷物を検査されたりすると、

情報を見ていたので、ビクビクしながら入国審査へ。

 

質問は

・入国の目的

・入国から出国までのスケジュール(日程・交通手段)

・泊まる予定のホテルの名前

・アゼルバイジャンのビザ(次に抜ける国のビザ)の提示

どれも想定どおり。

 

スケジュールを伝えると、メモしているようやった。

そして、それが終わると一時的にパスポートを回収され、

横の窓口で入国税を支払う。

1人14ドル。

 

ビザの代金とかで1人50ドル以上払っているのに、

まだかかるのか・・・

ちなみに100ドル札で支払ったが、お釣りは全てドルでもらえた。

支払いが終わると、領収書的な紙がもらえるので、

それを持って、再度窓口へ。

 

パスポートを返してもらえ、

ようやく手続き終了。

 

荷物検査

続いて荷物をX線で検査後に、

荷物検査へ。

あやかが先に検査を受ける。

検査官「薬を持っているか?」

あやか「頭痛とか車酔いの薬を持ってます。」

と言って、カバンの中から薬を出して見せる。

ちょっと確認して終了。

 

検査官が「中身を見せろ!!」

とか高圧的な態度で来ると思ってたのに、

終始和やかに終わった笑

 

僕も薬について聞かれて、

僕「頭痛とアレルギーの薬を持っている」

と答えると、中身も一切確認せずに終了。

思ったより、呆気なく手続きは終了。

 

 

そしていよいよ、、、、

トルクメニスタン入国やーーー!!!!

ここまでビザの申請でお金も時間もかかっていたので、

入国できただけで努力が報われた笑

 

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タクシーで一気に地獄の門へ

地獄の門の付近のチャイハネまで

国境を抜けると、

タクシーの勧誘だらけ。。。

 

よく見る旅人は

・地獄の門までシェアタクシー等で移動。

・地獄の門を見学後、翌日ヒッチハイクでアシガバードまで移動

という流れである。

 

僕らは

・プライベートタクシーで地獄の門まで移動。

・そこで一泊し、翌日同様のタクシーでアシガバードまで移動。

とういう条件でタクシーを探した。

 

こんなに暑い気温で何時間もヒッチハイクしていては、しんどすぎると判断した笑

バックパッカー的ではないが、これが僕らのスタイル笑

しかし、タクシー運転手の皆様方は英語が全く話せない。

あやかがノートとペン、後は翻訳アプリを利用して、会話。

 

最初、

運転手が「2人で80ドル!」

と言ってきた。

事前に調べているとほぼ同等だったが、少し粘って

「2人で70ドル」で決定!!

 

運転手は急遽泊まりの仕事を得たにも関わらず一切動じていない。

 

早速出発。

運転手が身振り手振りで車を変えたいと言ってくる。

運転手の家に行って、オートマの綺麗な車に乗り換えた笑

こっちの方が燃費いいからかな・・・

出て行くときに運転手の奥さんに一言何か言っていた。

多分、

「今日は急遽泊まりの仕事で家には帰れない。」とか行ったんちゃうかな。

奥さんの気持ちになるとなんだか申し訳ない、、、

 

 

ドルからトルクメニスタンの現地通貨のマナトへ両替したいと、

伝えると、運転手がしてくれるとのこと。

 

トルクメニスタンには正規レートと裏レートがある。

正規ルートは1ドル=3.5マナト程度。

しかし、裏レートでは全然違う。

この運転手にレートを聞くと、最初は1ドル=15マナトであったが、

交渉すると1ドル=16マナトにしてもらった。

 

僕らはそのレートで満足したので、

10ドル分をマナトに両替してもらった。

(この後も少しずつ両替してもらった。)

 

街には所々で警察が道路を監視している。

 

そして街が綺麗な印象。

 

最初は舗装された道路だったが、

どんどん進むと、凸凹の道になった。

運転手は文句も言わず、ずーっと運転してくれた。

途中のトイレも一瞬で済ませてくれて、

結局3時間30分で到着。

 

場所はこちらのチャイハネ。

(maps.meの地図で見比べてもらうと分かりやすいと思います。

maps.meでは地獄の門は「Door to Hell」でヒットします。)

 

チャイハネとは高速道路にあるサービスエリア的な存在。

こちらのチャイハネには食べ物・トイレ・シャワー等の様々な設備がある。

日の入りの時間までこちらのチャイハネでゆっくりすることにした。

昼ごはんはこちらのチャイハネでいただいた。

メニューはよく分からないので、

運転手に任せていると、

プロフ。

 

ただし、少々油の量は多め。

1つ10マナト。

 

ここまで一緒に運転してくれたタクシーの運転手と一緒に食べる。

文句も言わずにここまで運転手さんにめっちゃ感謝。

 

今日はここで泊まるのにも付き合ってもらう。。。

やっぱりちょっと申し訳ないな・・・笑

 

ちなみに1.5リットルの水は5マナト、

0.5リットルのジュースは5マナト、

瓶ビールは15マナトで売っていた。

 

ちょっと眠たくなったので、

くつろごうとしたが、

チャイハネ内はハエが大量におり、

あまりゆっくりくつろげない。

ダメ元で休める部屋はないか聞いてみると、

あるようだ!!!

 

見せてもらうと、こんな感じの部屋!!

 

意外と普通の部屋で、

1泊使用して、2人で5ドルでいいという。

 

しかもハエはほとんどいなかった。

ここは即決でここに泊まることに決定。

 

そこから休んだり、景色をぼーっと眺めたり、

ゆっくり過ごす。

 

19時前になり、

時間を持て余しているタクシードライバーと話していると、

地獄の門まで往復で10ドルでどうだと話してくる。

 

元々1時間程度歩くつもりだったが、値下げ交渉をしていると

往復で5ドルまで下がった。

 

意外と安くなって、迷っていると、

外は雨も少し降ってきた。

結局タクシーを利用した。

甘い誘惑にはすぐに引っかかってしまうバックパッカーである。

 

19時にタクシーで出発すると、

少し大回りしながら、車用になっている道を進んでいく。

チャイハネからタクシーで30分もかからないで地獄の門に到着。

 

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地獄の門

到着した時は周りは明るかったにも関わらず、

遠くからでも一目で地獄の門は目に入った。

雨はすぐに止んで、晴れていた。

突如大きな穴が空いており、その中にゴウゴウと火が燃えている。

一周回ってみると、風向きによってめちゃくちゃ熱く感じ・匂いがきつい場所もあった。

 

ここで地獄の門の概要⬇︎

この地獄の門は1971年に天然ガスの採掘中に起こった事故が

きっかけで生まれた。

当時、この地域を調査中に落盤事故で地面に大きな穴が空いた。

そこから天然ガスが放出していた。

そのガスの放出を止めるために、火を付けると、

当時は数週間で消えると予想していたものが、40年以上経った今でも

燃え続いている。

今後いつまで燃え続くかも分かっていない模様。

 

ここは観光地化しており、

周りにはユルタやテントが建っていたりする。

 

近くにはバーベキューをしている団体も見えた。

 

僕らと行ったタクシーの運転手もここが初めてなのか、

写真とかビデオを撮っていた。

 

そしてどんどん日が落ちてくると、

地獄の門の存在感はどんどん大きくなる。

暗闇の中に赤く燃えている穴。

まさに地獄の門である。

 

周りには柵が立っているが、

見学者は柵を乗り越えて入っている人も何人もいる。

 

中を覗くと、炎が赤く燃えている。

⬇︎中を覗くあやか(仮)

ここまで火の光を赤く感じたのは初めてやった。

ガスの量によって、時々炎が大きくなる。

時々によって変わる炎を眺めていた。

 

22時前まで見学し、元のチャイハネに戻ってきた。

 

夜ごはん:チャイハネdeごはん

元のチャイハネにて夜ご飯。

 

プロフがなかったので何があるか聞くとシャシリクがあるという。

1本10マナト。

あやか(仮)と1本ずつ注文。

 

注文すると、外で焼いてくれた。

シャシリクにはサラダとパンも付いていた。

塩加減もええ感じでうまい!!

 

このチャイハネの人は愛想も良くて、めちゃくちゃ良かった。

 

そして、先ほどの部屋で就寝。

シャワーは熱いお湯も出るが、

水圧はめちゃくちゃ弱い。

というかチョロチョロとしかでない。

 

ただシャワーが浴びれただけ、良かった。

 

明日は朝4時に起きて、アシガバードを目指す。

運転手さん申し訳ない笑

今日は疲れていたのですぐに寝た。

今日はそんな日

 

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