【DAY54・インド】スラムドッグミリオネアの舞台へ(ムンバイ ダラヴィ地区)

【DAY54・インド】スラムドッグミリオネアの舞台へ(ムンバイ ダラヴィ地区)

2019年2月11日(月)DAY54

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本日は、日本でも有名なインド映画『スラムドックミリオネア』で

有名になったムンバイのスラム街 ダラヴィのツアーに参加。

あやか(仮)はインド映画が好きなのですが、

その中でもスラムドッグミリオネアは上位で、

何度も観たことがありました。実際に自分の目で

状況を見たいと思いこのツアーに参加した次第です。

 

その後は、ムンバイ市内をぶらぶらしました。

 

スラム街ダラヴィへ

ツアー概要

インド一のスラム街がムンバイにはあります。

名前は「ダラヴィ」。

本日はそのダラヴィ地区を見学するツアーに参加しました。

ツアー会社は「Reality Tours&Travel」。

僕らは事前にホームページから申し込みました。

1人900ルピー(約1,440円)です。

ツアー内容

朝10時にMahim駅に集合しました。

多くの観光客が集まっています。

それらを6〜7人のグループに分け、ダラヴィ地区に歩いて向かいます。

このツアーは2時間30分程度歩き回り、途中トイレ休憩等ありませんので、

事前に行っておくことがおススメです!

(Mahim駅近くにチェーンのcafe coffee dayで朝食を取り、

お手洗いをお借りしました)

また、このツアーではダラヴィ地区のプライバシーの保護のため、

写真等は撮れませんので注意して下さい!

これがダラヴィ地区に入る前に撮った写真です。

これからは写真等ありません。

ツアーの案内人はこのダラヴィ地区に住んでいた方です。

非常に英語も流暢に話して、見た目ではここに住んでいたとは思いませんでした。

中を順に進んでいきます。

この地区には100万人以上の方が生活しているようです。

場所ごとにガイドの方が説明してくれます。

 

ゴミのリサイクル業

この地区のメインの仕事はゴミのリサイクル業です。

我々日本ではゴミのリサイクル率は20.6%にしかすぎません。

しかし、このダラヴィ地区はリサイクル率85%という非常に高い数字を持っています。

この地区の人はプラスチックのリサイクルをいくつかの工程に分けて、作業していました。

プラスチックを集めてくる人、そのプラスチックを分類する人、プラスチックを粉々にする人等の

様々な工程がありました。

全てのリサイクル業がこの地区で完結しているようです。

僕らは歩いて各工程を見させていただきましたが、みなさん熱心に働いていました。

近年ゴミ特にプラスチックの処理に対する問題が増える中、

このダラヴィ地区のリサイクル率の値は先進国も見習うべきかなーと思いました。

 

学校見学

スラムの中にもなんと学校はあるみたいです。

僕はスラムの子供たちは勉強できる環境は整っていないだろう、

と思っていたのでかなり意外でした。

公立と私立の学校があるようで、

公立は学費が無料のようです。

勉強に使う言語は公立は現地の言葉(ヒンディー語?)、私立は英語みたいです。

学校の中に少し入らせてもらいましたが、

一般の学校とほとんど変わりませんでした。

 

スラムの住宅

スラムの中には、高い建物が建っています。

これは政府が建てたもので、無料で住むことができるようです。

しかし、まだまだ壊れそうな家に住んでいる人の姿も数多くありました。

家に個人のトイレがあるのは1%ほどで、あとは外の共用のトイレを使っているみたいです。

人口に対してのトイレが少なすぎることも、スラムの問題の1つになっているようです。

 

ガイドの家を見せてもらいました。

5人の人が立てば、ぎゅうぎゅうの空間にキッチン等の生活に関するものが置かれていました。

ガイドの家には、個室のトイレがあり、

ダラヴィの中では恵まれているようです。

 

その他、革製品や焼き物を製作している様子も見学させてもらいました。

ガイドの方は、Dharaviの刻印が入った革のリュックを使っていました。

 

その後ツアーデスクに戻って、解散しました。

ツアーデスクでは、雑貨も販売していました。

I was a Sari」のヘアバンドを購入。300ルピー(約480円)

 

帰りは駅までタクシーを出していただけました。

 

感想

僕自身スラムに対して、

汚くて、治安悪くて、物乞いの人等多いイメージでした。

今回参加して、僕自身のスラムに対するイメージは変わりました。

大人は働いて、子供達はしっかりと勉強していました。

実際、ツアー中はスラム街を歩いていても危ないと感じることはありませんでした。

イメージだけでなく、自分の目で見ることが非常に大事であると実感しました。

 

昼ご飯:Quatrro Restaurant

昼はこちらへ

インド料理、イタリアン、メキシコ料理どう色々ありました。

あやか(仮)は大好きなパスタを

僕はメキシコ料理のケサディージャを注文。

・アーリオオーリオ 275ルピー(約440円)

・ケサディージャ 370ルピー(約592円)

僕はメキシコ料理が好きなのですが、これはほんまに美味しかった!

メキシコの本場でも食べたことがありますが、

ほぼ近い味で美味しかったです。

 

ドービーガート

昼食後歩いて、ムンバイで最大の洗濯場であるドービーガートに行きました。

ここにはムンバイ中から洗濯物が集まります。

100年以上もこの洗濯場は続いているみたいです。

ホテルのシーツ・タオルから一般市民の服まで様々です。

上からドービーガートを見てみると、この洗濯物の量!!!

 

にしても、同じような洗濯物ばっかり区別できているのだろうか、、、

 

自分の体を洗っている(洗濯している?)オジサンも見えました笑

中に入るのに法外な値段をふっかけられることもあるようなので、

上から写真を撮って退散しました。

 

ハッジ・アリー廟

続いてこちらへUBERで向かいました。

なんと海の上に寺院があります。

岸から一本道が出ているのでそこを渡っていきます。

渡り始める辺りは、ゴミ等でかなり匂いキツイです。

早歩きで向かいました。

ここは満潮時には、道が海水で塞がり渡れなくなることもあるそうです。

 

ここの道には特に物乞いの方が多かった印象です。

現地の人でお金を渡している方もいましたが、

どのように対応したらいいか分からず、

僕らは早歩きで抜けました。

渡り切りました。

モスクが見えます。

ここはその昔、メッカ巡礼の際に亡くなった聖人ハジ・アリの棺が

流れ着いた場所だと伝えられてるようです。

 

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(夜のライトアップ)

昨日も来たここに再度きました。

夜にはライトアップされています。

昼間に見るのとは全く雰囲気が違いました。

まるで宮殿のように、美しかったです。

駅の内側も綺麗です。

本日も電車で宿に戻ってきました。

切符はしっかり買いました!!5ルピー/人。

 

今日は歩き回ってクタクタになりました。

今日はそんな日

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