【DAY197・エチオピア】少数民族ツアー最終日(ムルシ族)

【DAY197・エチオピア】少数民族ツアー最終日(ムルシ族)

2019年7月4日(木)DAY197


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*本日のイベント*

・ジンカからムルシ族の村へ

・毎週木曜日開催のカイアフォールのマーケットへ

・カイアフォールからアルバミンチへ移動

 

少数民族ツアー概要・値段などについてはこちらの記事に記載

 

最終日*タイムスケジュール

5:30  Nardos Pensionにて集合・ジンカからムルシ族の村に向けて出発

7:00 ムルシ族の村に到着

10:30 昼ごはん@ジンカ

12:00 カイアフォールのマーケットへ

13:00 カイアフォールからアルバミンチに向けて出発

17:30 アルバミンチに到着・ツアー終了

 

 

ムルシ族の村へ

本日はこのツアーの目玉とも言えるムルシ族の村へ行く。

ムルシ族の女性は唇を切って皿を付けていることでテレビ等でも有名な民族。

 

ジンカからムルシ族の村へ

本日も5時30分に出発。

ジンカからムルシ族の村へ行く。

 

⬇︎ジンカ

 

朝マサイさんが、

「同じ宿に泊まっている人1人で、ムルシ族の村に行きたい人がいる。

連れていってもいいか?」

と聞いてきた。

 

まぁ1人ぐらいええかと思って、了承する。

マサイさんからしたら、お金がもらえるので乗せない理由はないだろう。

 

僕らの大きな荷物は宿に預けて、

その人には後ろの席に座ってもらうことに。

 

その人はインドのバンガロールから来た旅人だった。

見た目はヨーロッパの血が混じっていそうな感じで、

インドっぽさは全くない。

 

そして心底旅が好きそうだ。

エチオピアの首都アディスアベバで携帯が盗まれたそうだが、

「携帯が盗まれたことで、旅が楽しくなった。」

とかなりのポジティブな人。もはや変人笑

 

そして小さいギターを持ち歩いている。

所々でギターを弾いている。

 

僕はこの人はムーミンの「スナフキン」みたいな人だな思った。

音楽と旅があれば十分さ!!みたいなこと言ってたし笑

今後はスナフキンさんと書いていく。

 

 

そんなスナフキンさんと一緒に、ムルシ族の村へ向かう。

 

ムルシ族の村に行くためには、マゴ国立公園を通過する必要がある。

 

⬇︎マゴ国立公園

マサイさんが入り口で入場料を払ったり、

色々手続きしてくれた。

 

また、この入り口で大きな銃を持ったソルジャーの方を連れて行く。

これは動物が来るから危険とかではない。

 

ムルシ族が危険なのだ。

 

話を聞いていると、ムルシ族はかなり気性が荒いらしく、

怒らせると止まらないらしい。

 

そして、こんなに早朝に向かっているのも

彼らがお酒を飲む前に到着するため。

昼頃になるとお酒を飲んで、より気性が荒くなるようだ。

 

そんな話を聞きながら、ビクビクしながらムルシ族の村に到着。

 

ムルシ族を訪問

ムルシ族の村に到着し、先ほどのマサイさん、先ほどのソルジャーと一緒に

村の中へ。

 

基本的な説明をしてもらった。

 

 

ムルシ族は唇に付けているお皿が有名だが、

それの起源は奴隷制度。

 

19世紀のアフリカでは美しい女性は奴隷として重宝されていた。

そのため、ムルシ族の女性は自らの下唇を切って、そこにお皿をはめることで、

自分を醜く見せて、奴隷として捕まることを避けたよう。

 

壮絶な歴史。

話を聞いていると衝撃を受けた。

 

それが今はムルシ族の文化となり、

15~16歳程度で下唇を切って、お皿を入れるらしい。

 

ただ、今ではエチオピアの政府が衛生面等の様々な問題により、

お皿を外すように指示されているようだ。

 

そのため、僕らが行った時もお皿を付けている人はいなかった。

 

しかし、僕らがお皿はないのかという仕草をすると、

お皿を付け始めた。

彼らにとって、もはやお皿は文化というよりお金が目的な気がした。

 

お皿をつけると、「フォト!!フォト!!!」と言って、

写真を撮るように促される。

そして観光客からお金を貰うのである。

ムルシ族はかなりのお金を観光客から得ている気がする。

 

僕らももちろん写真を撮らせてもらった。

 

 

 

 

⬇︎横顔はこんな感じ。耳たぶを切って、皿を入れている人もいた。

 

お金はもちろんマサイさんに払ってもらう。

色々と交渉しながら、お金を払っていた。

 

最後には彼女らの付けているお皿を売っている。

 

なんとなく付けたばかりのものは買う気にはなれなかった。

かなりずっしり重みのあるものやった。

 

そんな中、スナフキンさんはカメラ等は一切撮らずに、

村の真ん中でギターを弾いている。

ムルシ族の方々もそれを聞いていた。

まさにスナフキンみたいな人。

 

ムルシ族の男性の方もいたので写真を撮らせてもらう。

 

快く撮らせてくれた。

どの村でもそうだが、

女性の少数民族の方が「マネー!!!マネー!!!」がしつこい。

 

そして1人のムルシ族の人は大きな銃を持っている。

これは少し恐い。

ソルジャーも必要な理由が分かった。

 

 

そろそろ村を出ようとすると、

あるムルシ族が「ソープ!!ソープ!!」と言っている。

どうやら石鹸が欲しいようだ。

 

石鹸なら宿から持ってきて、余っているのがあると思って、

1つをムルシ族の方にあげた。

少し嬉しそうにして、帰って行った。

石鹸なんて必要なのかとも思ったが、体を洗ったりするのに使うようだ。

 

お金をあげるのは少し気がひけるが、石鹸なら快く渡すことができた。

 

今後ムルシ族に行く人は、宿で余った石鹸等を持って行くのもありかもしれません笑

 

 

ムルシ族の女性の中で1人だけ、

英語を片言で話し、普通の洋服を着た人がいた。

その人が最後に僕らの方に来た。

 

どうやらジンカの村まで車に乗せて行って欲しいようだ。

車で1時間以上かかる距離を歩いたらどれぐらいかかるのだろうか。

とか考えたら、断る理由もなく、一緒にジンカまで向かうことに!!

 

話を聞いていると、彼女はムルシ族の中でも

特別に支援を受けて、学校に行っているらしい。

どういう支援か分からないが、フランスの人から金銭的な援助がありそうだった。

 

ムルシ族の中でもこのような待遇は異例のようだ。

彼女は今から学校に行くとのこと。

そのため、洋服を着ている。

 

唇にお皿ははめていないものの、下唇が切れており、

下唇が垂れ下がっていた。

 

まだまだ少数民族への支援は一般的ではないようだが、

こんな感じで少数民族も一般社会に馴染んでいくのだろうか。

 

彼ら彼女らの独自の文化を尊重しながら、

徐々に社会に馴染んでいけば1番かもしれないが、

そんなことは可能だろうか。

かなり難しそう。。。

 

そのムルシ族の方と話しながら、色々と考えていた。

 

途中にスナフキンさんがギターを弾いて、

歌い出し、みんなで盛り上がった。

 

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昼ごはん:ジンカにて

昨日と同じ僕らの宿の近くにあるレストランで昼ごはん。

 

昼ごはんもムルシ族の方と一緒に頂いた。

 

あやか(仮)はパスタを注文。

 

僕はインジェラにカレーみたいなソースが付いた料理を注文。

 

スナフキンさんも同じ料理を注文すると、

1プレートに乗って出てきて、一緒にシェアして食べることになった。

 

このソース付きのインジェラはインドのカレーとナンみたいな感覚に近かった。

インジェラの酸味は相変わらず付き纏ってくるが笑

 

会計はマサイさんがムルシ族の方の分も払ってあげていた。

ムルシ族の方はめちゃくちゃ嬉しそう。

 

ここでムルシ族の方とはお別れ。

 

続いての目的地カイアフォールを目指す。

 

⬇︎車の中ではいつも通り草をクチャクチャ

 

カイアフォールのマーケット

ジンカから車で1時間ちょっと。

カイアフォールに到着。

 

ここでは毎週木曜日にマーケットが開催されている。

 

行ってみると、何度か訪れた他のマーケットと同じような感じ。

 

少数民族の方もちらほら来ていた。

 

以前もマーケットを訪れた際もそうだったのだが、

マーケットに来ている少数民族の方を写真で撮りにくい。

 

少数民族はマーケットに買い物のため、ここに来ているので、

カメラを向けるとかなり嫌な顔をする人が多い。

 

写真を撮りたいなら、

しっかり村まで行って撮らしてもらう方がええなと思う。

 

そのため、遠目から数枚だけ写真を撮影。

 

マーケットには観光客向け?とも思われる、お土産コーナーもあった。

 

 

観光客は僕らの他に1、2組ぐらいしかいなかったが、売れているのだろうか。

 

こんな木から作られた置物が置いてある。

 

モデルは少数民族。

 

細かい部分まで再現されており、

めちゃくちゃ欲しくなった。

短期旅行なら確実に買っていたと思う。

今は荷物が多いので諦めた。

 

代わりといってはなんだが、

あやか(仮)がアフリカっぽい柄のピアスを購入。

ピアスはほとんど売ってなくて、1種類のみだった。

80ブル(約292円)。

 

カイアフォールからアルバミンチへ

13時過ぎごろカイアフォールの街を出る。

 

ここからツアーの出発の街「アルバミンチ」まで戻る。

 

ここからまたまた長いドライブの始まり。

マラドーナさんは朝から運転しっぱなしで申し訳ない。

 

スナフキンさんはこれから陸路でケニアに抜けるため、

途中の街「コンソ」でお別れ。

 

かなり話やすい人で、また必ずどこかで会いたい。

日本に来る際は必ず連絡すると言っていた。

 

そして、休憩を挟みつつ、運転すること約4時間30分。

 

ようやくアルバミンチに戻ってきた。

 

数日前に泊まっていた宿「ツーリストホテル」まで送ってもらった。

ここでマラドナさんとお別れ。

 

めちゃくちゃお礼を言っておいた。

毎日毎日オフロードをかなりの長時間運転してもらった。

にも関わらず、文句ひとつ言っていたなかった。

ありがとうございました。

 

マサイさんは宿のレセプションまで付いてきてくれる。

 

宿:ツーリストホテル

 

宿の受付で宿泊可能か聞いてみる。

アルバミンチから出発するのは2日後であったため、

この宿に2泊したかったのだが、

明日は予約でいっぱいだそうだ。

 

こんなに部屋数があるのに何故いっぱいなのかと聞くと、

明後日に大学の卒業式があるみたい。

みんな前日から宿に泊まるようだ。

 

仕方ないので今日だけ泊まって、

明日は別の宿を探すことに。

 

マサイさんが明日の宿の候補を探してくれるらしい。

どんだけいい人なんや。。。

 

ツーリストホテルの宿の情報はこちらの記事を参照。

 

 

少数民族ツアーはマサイさんまで!!

ここでマサイさんとはお別れ。

 

ツアーが終わったが、明日のホテル探しのため、

明日も来てくれるみたい。

優しすぎる。

 

アルバミンチで少数民族ツアーをお探しの方はぜひマサイさんまで!!

マサイさんに申し込みをお願いしたい場合、

事前に「WhatsApp」等で連絡をくれるとありがたいとのこと。

もし連絡先を知りたければ、問い合わせてもらえれば、

電話番号を知っているので伝えます。

 

夜ごはん:宿deごはん(ツーリストホテル)

夜ごはんはあやか(仮)と2人で宿のレストランへ。

 

相変わらずパスタを注文。

 

見た目はあまり美味しそうではないが、

ここのパスタはエチオピアの中で1番美味しかった。

 

少数民族ツアーの終了したので、

コーラとビールで乾杯。

全部で283ブル(約1,033円)。

 

メニュー等はこちらの記事参照。

 

ドタバタの5日間で疲れが溜まっていたのか、

宿で早めに寝てしまった。

 

今日はそんな日

 

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