【DAY193・エチオピア】少数民族ツアー1日目(ドルゼ族・コンソ族)

【DAY193・エチオピア】少数民族ツアー1日目(ドルゼ族・コンソ族)

2019年6月30日(日)DAY193


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*本日のイベント*

・少数民族ツアー始まり!!

・ドルゼ族訪問

・コンソ族訪問

 

少数民族ツアー概要・値段などについてはこちらの記事に記載

 

1日目*タイムスケジュール

8:00  ツーリストホテルにて集合、ドルゼに向けて出発

9:30 ドルゼ族訪問

12:00 昼ご飯@アルバミンチ

13:00 コンソに向けて出発

15:00 コンソ着、宿探し、宿(Kal Pension)チェックイン

17:00 コンソ族訪問

19:00 夜ご飯@コンソ

 

集合!

8:00にツーリストホテルにて、

運転手マラドーナさん、ガイドマサイさんと合流!

マラドーナとはこのとき初めて会ってけど、

とってもチャーミングで優しそうな感じの人で安心!!

車はランクル🚗

 

 

車に乗り込もうとしている時に、

1人ふら〜っとやってきた人が…

アスマモと名乗る人。

結構人気の少数民族ツアーのガイドの方で、

ネットで名前を見たことがあったので、

あ〜〜〜〜!あのアスマモさん!!と反応してしまった。

 

 

それが間違いで、、、

アスマモさんとマサイさんの戦いが始まった。

アスマモさんは日本人の奥さんがいるらしく、

日本人は自分の客にしたいそうで、

日本人がいるとどこからか聞きつけ、

私たちのところまで来たよう。

そして、マサイさんに対して、

自分の客をとるな!!!と怒っていた。

(アスマモさんに一切お願いしていないのに😅

あ〜!!知ってる!!と反応してしまったのがダメだったな…)

 

激しい口論が続き、最終的に、

マサイさんは少額の紙幣をアスマモさんに渡して、出発!

え、そんなん払わんでええやん、とかって思ったけど、

ガイドの世界でいろいろあるんやろな〜〜〜〜〜

 

 

マサイさんに、ごめんね、と謝ると、

気にしなくていいよと優しく声をかけてくれた。

 

 

そんなこんなで、最初の民族、ドルゼ族に向けて出発!!

 

ドルゼ族訪問

アルバミンチから北に1時間ほど車で行ったところに住んでいる

ドルゼ族を訪問。

 

だいたいここらへん!

 

ドルゼ族の村はかなり標高の高い位置にある。

そのため、僕らが到着した際も涼しかった。

 

到着すると、ドルゼ族の人が迎えてくれる。

これも彼らの仕事なのだろう。

 

 

まずは家を紹介してもらう。

家はこんな感じで、竹とエンセーテ(偽バナナの木)を使用したもの。

 

中も見せてもらったが、牛・ヤギ等を中で飼っている家もあった。

そして電気等もないので、かなり暗い。

日中でも中は薄暗かった。

 

お金を払えば、このような家に泊まることも可能みたい。

 

伝統的な衣装を着させてもらって、写真を撮らせてもらった。

これはマサイさんが身につけていた時の写真。

 

身につけている虎は実際に捕らえたものを利用したものらしい。

爪等も残っており、がかなり鋭かった。

 

まず村人の仕事について教えてもらった。

男の人の仕事は織物。

この織物をマーケット等に売ることで生活費を稼いでいるみたい。

 

こんな感じで織って、

鮮やかな柄の織物を作っていた。

 

僕も体験させてもらったが、なかなか難しい。

 

途中糸を絡ませてしまった。

ドルゼ族の人は素早くやっているが、これは経験の賜物なのだろう。

 

この織物に使用する糸は蚕から取られたもので、

こんな感じで手際よく糸が巻き取られていた。

これはドルゼ族の女性の仕事。

 

 

続いて彼らの食事について。

彼らの主食はエンセーテ(偽バナナの木)から作られたもの。

エチオピア人がよく食べるインジェラは彼らにとってはかなり高価で、

ほとんど食べないらしい。

 

⬇︎エンセーテの概要

エンセーテ(Ensete ventricosum)は、バショウ科エンセーテ属に属する植物。エチオピアバナナ、アビシニアバナナ、アビシニアバショウ、ニセバナナとも呼ばれる。エチオピア南部の諸民族にとって重要な食糧作物であり、主食となっている。エンセーテ属には観葉植物は多いが、食用とされているのはほとんどこの種のみである。エンセーテは多年生の植物であり、6m 程度まで成長する。バナナに良く似た外観だが、バナナと違って実は大きくならず、代わりに茎がずっと太くなる。この茎と根茎にデンプンが多量に含まれ、エンセーテの主要可食部となっている。花は咲くが、咲いたあとは株が枯死してしまう。(Wikipediaより引用)

 

実際に作り方を見させてもらった。

これはドルゼ族の女性の仕事のようだ。

 

まずはエンセーテの木の中身を擦り出す。

 

あやか(仮)も実際にこの作業をさせてもらっていた。

なかなか難しそうだ。

 

擦り出したものは緑色。

これをエンセーテの葉で包んで、土の中へ。

 

ここから3ヶ月かけて、発酵させる。

 

発酵させると見た目が白色に。

ピザとかの生地に見えなくもない笑

 

発酵させたものの繊維を切ってから、

平らに伸ばす。

 

これをまたまたエンセーテの葉に包んで焼く。

 

出来上がったものがこちら。

 

エンセーテから作られたお酒も一緒に振舞ってくれた。

まずはお酒を持って、乾杯。

乾杯すると飲み干すのは、どこも一緒のようで

みんな一気で飲む。

 

僕も飲んでみるが、喉が焼けるように熱い。

聞いてみると、アルコール度数はウイスキーよりも強いらしい。

 

 

そして、先ほどのエンセーテから作られたものをそのまま食べてみる。

ほとんど味がないが、美味しくはなかった。

 

これを蜂蜜とチリにつけて食べる。

チリはかなり辛い。

ドルゼ族の人は辛くないと言っていたが、かなり辛い!!

蜂蜜をつけて食べると、まだ食べれるようになった。

 

食べ終わると、再度乾杯。

楽しいが、これはなかなかキツかった笑

 

 

⬇︎この柄がドルゼ族の象徴?とされているとかで、

赤は肉、黄色は蜂蜜、黒はバナナを表しているとか!

 

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昼ご飯

ドルゼ族の村からアルバミンチに戻って、昼食!

街中にあるレストラン。

車で連れて行ってもらったので、

場所がどこかはわからないけど、

観光客はおらず、現地の方ばっかりだった。

 

パスタを注文したら、この店にはなかったようで、

別の店からわざわざ持って来てくれた。

 

届いたパスタがこちら。

 

麺は伸びきっていて&ぶちぶちで短いし、美味しくない。

ソースも辛いし、食べれない。

前日にツーリストホテルで食べたパスタが

美味しかっただけに、余計に美味しく感じなかった。

 

マサイさんとマラドーナさんは、

インジェラを食べていた。

 

食後のエチオピアコーヒー☕️

 

昼食後はコンソに向けて出発!

 

コンソへ

アルバミンチから2時間くらい走り続けて、コンソへ。

 

コンソ宿探し

コンソに到着していくつか宿を回ってもらった。

・Konso Edget Hotel →専用バス(水のみ)・共用トイレ

・Faro Family Hotel →専用バス(水のみ)・共用トイレ 満室!

・Faro Family Hotelのすぐ横にある宿 →閉まっていた!

 

うーん、一番最初のKonso Edget Hotelにするかぁってなってたら、

コンソの現地ガイドの方が、いいところ知ってるよーと!

教えてもらって、良さそうだったので、

こちらの宿に決定⬇︎

 

宿:Kal Pension

 

シャワーは水ではなく、ぬるかったので許容範囲!!

若干建て付けに問題があって、

ドアや窓に隙間が空いていたりしたので、

ティッシュやらタオルやらを詰めて、蚊対策!!

 

 

コンソ族訪問

コンソの地元ガイドの方に、コンソ族の村へと連れて行ってもらった。

 

コンソについて

コンソ (Konso) は、エチオピアの南部諸民族州内の地域名であると同時に、そこで暮らすエスニック・グループの名称でもある。コンソ地域は標高800 mから1800 mほどの山岳地帯にあり、そこで暮らす人々は資源の限られた自然環境の中で外敵の脅威などに備えつつ、最大限の農業生産性を上げようとして、さまざまな工夫を凝らして独特の文化様式を育んできた。その結果生まれた文化的景観は、2011年にUNESCOの世界遺産リストに登録された。なお、世界遺産登録時の評価対象には含まれなかったが、この地域のコンソ遺跡群からは175万年前の世界最古級の握斧などが出土しており、古人類学への貢献という面でも重要な地域である。(Wikipediaより引用)

 

 

宿から歩くこと20分くらい、、、

 

ひまわり畑を過ぎると、、、

 

村に近づいて来た!!

 

ここが村の入り口のよう。

 

早速村の子供達が出迎えてくれた!

 

 

コンソ族の村について

コンソの人々は標高1400 m 以上の山頂付近に要塞化した村を築き、そこから山麓まで石を組んで段々畑を展開している。周辺の他民族との境界線になっている川などの標高は600 m から800mである。山頂に住むようになったのは、他民族との戦いに備えるためと、標高の低い場所に出るマラリア蚊を避けるためという2つの理由によるとされている。村そのものの構造は、周囲を高い石垣に覆われた円形をしており、その中に木の柵で仕切られた民家が高い密度で林立している。人が多くなると、石垣の外側にさらに石垣を築いて外部に拡大するが、それでも対応できなければ他の山頂に枝村が作られる。

民家そのものは二段構造で、家畜を飼ったり、穀物を貯蔵しておく下層(アルハッタ)と住居に使う上層(オイダ)に分かれている。コンソは無駄のない生活で知られており、住居内でも空いたスペースがあれば、植物の栽培に利用される。特に朝食と結びついているコーヒーノキ、朝食・夕食用の煮物に入れられるシャラギッタ(学名 Moringa stenuputera)はほとんどの家で栽培される。村内では道端などでも空いているスペースがあれば、植物の栽培に使う。植えられるのは食用など実用的な見返りを得られるものばかりで、鑑賞を主目的として植物を植えることはない。花で髪を飾ることもあるが、それは集落からかなり離れたところに自生している植物を使うという。

住居内の家畜が出した糞は集落のすぐ外にあるクーファという貯蔵場所に捨て、発酵させて有機肥料として使う。人用のトイレは集落内になく、クーファ近くの茂みが野外トイレとして使われている。また、台所の灰は一定量溜まったら畑に持っていって、肥料として使う。

住居には屋根の上に装飾性のない土器を載せているものがあるが、これは長男の家であることを示す。コンソの社会では長男と非長男は截然と分けられていて、土地相続も長男が優先される。この結果、非長男は外縁部の開拓を行うか、他の地域に進出するかなど、選択肢が限られる。一部の住居には装飾土器が載せられているが、これはリネージの始祖と目されていて9代以上続いていることを示している。

集落内に家々がひしめいているものの、あちこちに広場(モラ)が設置されており、宗教的な儀礼を行う場としても機能している。この広場は子供の遊び場などにもなっているが、老女を除けば、女性は外縁沿いに歩かなければならず、横切ることは許されない。(Wikipediaより引用)

 

お家訪問

 

入り口付近に設置されていて村の若者達が24時間体制で、

村の見張りをしているところ。夜通し交代で警備をしているよう。

上には寝転がれるスペースがある。

 

コンソ族の女性が身につけているのが、

コンソ族特有の2段のフリルスカート。

こちらの女性はエチオピアカラーのスカート。

 

案内してくれたコンソのガイドさん。

この写真を撮影した場所では、

村の男性のための成人の儀式として、

重い石を持ち上げて後ろに落として

強い男であることを証明するのだとか。

 

その儀式を村の女性達も見学して、

結婚相手を決めるとも教えてもらった。

 

素敵な笑顔!

 

マサイさんと村のおじいさん。

マサイさん、写真に写りたがりや…笑

 

村には学校もあり、そこで遊ぶ子供達。

 

 

夜ご飯:Konso Edget Hotel

コンソ族訪問から戻って来た後は、

Konso Edget Hotelで夜ご飯!

インジェラwith羊肉と、卵炒め

 

ビールもいただいた。

 

 

少数民族ツアー概要・値段などについてはこちらの記事に記載

 

 

今日はそんな日

 

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