【DAY196・エチオピア】少数民族ツアー4日目(ダサネチ族・ハマル族)
- 2019.09.02
- エチオピア
2019年7月3日(水)DAY196
*本日のイベント*
・ダサネチ族・ハマル族の村へ
・ダサネチ族の村からジンカ移動
少数民族ツアー概要・値段などについてはこちらの記事に記載
4日目*タイムスケジュール
5:30 Green Hotelにて集合
6:00 ダサネチ族の村に向けて出発
7:00 オモラテのイミグレーションに到着
7:30 ボートでオモ川を渡る
8:00 ダサネチ族の村に到着
10:00 朝ごはん@オモラテ
12:00 ハマル族の村に到着
15:00 ジンカに到着・宿にチェックイン
15:30 昼ごはん@ジンカ
19:30 夜ごはん@ジンカ
ダサネチ族の村へ
本日はケニア国境付近にあるダサネチ族の村を訪問する。
トゥルミからオモラテへ
朝5時に起床。
今日も5時30分に出発すると聞いていたからだ。
ちょうどに部屋の外に出てみると、
雨が降っている。
そして、マサイさんはすでに待ってくれている。
集合時間に関しては、
マサイさんは日本人と同様の感覚を持っていると思う。
あんなに時間に正確な人は世界一周中初めてである。
僕らが合流した時には、車の洗車をしていた。
どんだけ前から待っててくれたんやろ、、、笑
しかし、マラドナさん(ドライバー)は非常にのんびり。
結局車は6時前に出発した。
出発すると、雨も止んできた。
そして、周りが明るくなりだすと、
雲の間から朝日が顔を出していた。
周りの雲も赤く染めており、
めちゃくちゃ綺麗やったな。
車は快調に進んでいく。
ダサネチ族の村に行くためにはまずオモラテという村を目指す必要がある。
トゥルミからオモラテまでの道のりは舗装された道で
かなりのスピードで走る。
舗装された道は乗っている側もめちゃくちゃ快適やった。
昨日の道はオフロードで辛かったからな・・・
周りは木ばかりで、あまり記憶に残っていない。
すれ違う車もほとんどなかった。
1時間程度でオモラテに到着。
オモラテのイミグレーション
ここからボートを使って、川を渡って、
ダサネチ族の村へ行く。
その前に、国境付近にあるため、
イミグレーションでパスポートを提示する必要があるそうだ。
⬇︎場所はこちら(Google mapには表示がなかったので、maps.me)
マサイさんにパスポートを預けると10分程度で手続き終了。
ボートで川を渡る
イミグレーションからすぐのところに、
ボート乗り場がある。
⬇︎場所はこちら(Google mapには表示がなかったので、maps.me)
ここからボートに乗車。
ボートといっても、木で作られた簡素なもの。
⬇︎マラドナさん(ドライバー)が先に乗り込んで手を振っている。
これに大の大人が、6人も乗ってた。
左右に揺れながら、ゆっくり進んで行く。
この川に落ちたら、携帯とかカメラは絶対壊れるやろな・・
とヒヤヒヤした。
しかし、現地の人は慣れており、
器用にボートを操りすぐに対岸へ到着。
ダサネチ族の村を訪問!
ここからはオモラテの村のローカルガイド?みたいな人たちも一緒。
オモラテの村でガイドとして働いている感じだろう。
時折説明を挟みながら、さらに歩いていく。
川を渡ると急に周りは砂漠みたいな感じになってしまった。
細かい砂が多い。
歩いている途中にローカルガイドの人はサトウキビみたいな植物を取って、
茎をかじっている。
僕ももらってかじると、甘い汁が出てきた。
これを現地の人はお菓子的な感覚で食べているようだ。
村に行くまでにもダサネチ族のちびっ子達がたくさんいる。
ちびっ子はかわええなー。
そして20分ほど歩くと、村に到着。
マサイさんが入村料?を払ってくれて、いざ村の中へ。
中に入ると多くのダサネチ族が!!
ガイドの方曰く、ダサネチ族はケニヤで有名な民族「マサイ族」の血が入っているらしく、
背が高いとのこと。
確かに男の人はみんな背が高かった。
そして、家はこんな感じ。
これはこの村の周りは砂漠のような感じで風・砂が多いので、
それを防ぐためだという。
作っている途中の家も見ることができた。
マサイさんが自由に写真を撮っていいと言ったので、
あとでお金を請求されても知らんぞとか思いながら、
めちゃくちゃ写真を撮っていたが、
いつもの「マネー、マネー」がない。
どうやら入村料に写真代が含まれていたよう。
これはありがたいとたくさん写真を撮らせてもらった。
女の人たちはどの人たちもネックレスがお洒落。
彼女らの独特の文化を感じる。
男の人たちもオシャレでアクセサリーが多め。
個人的に頭に付けているアクセサリー格好ええなーと思った。
自分がやったら絶対に似合わんやろうけど笑
その他、文化といえば、ダサネチ族は
女性器割礼の文化が残っているようだ。
女性器切除が大人の女性の通過儀礼として扱われているよう。
かなり驚いた。
信じられないような文化だが、これが彼ら彼女らの文化。
少数民族を訪れると自分の価値観がいかに小さかったか分かる。
地球上には様々な文化があるなと実感した。
そんなことを思いながら、オモラテへ戻る。
ローカルガイドとして、僕らについてくれた中には
小学校低学年ぐらいの小さい少年もいて、
僕らを積極的に案内してくれた。
あやか(仮)が歩くペース遅くなったら、
ゆっくり歩いてくれたり、段差に注意しろと合図を送ってくれたり・・・
少年いい子すぎんか。
帰りは少し大回りして、
ボートを使わずに、橋を渡った。
なかなか綺麗な橋だったので、最近できたものだろうか。
戻ってきても、まだ朝10時ごろ。
戻ってローカルガイドと別れようとすると、
先ほどの少年がチップをくれとジェスチャーで伝えてくる。
このツアー中はマサイさんが全て払ってくれるので、
僕らはお金を出していなかったが、
この少年だけにはありがとうの気持ちとともに
少しだけチップを渡した。
けど、もっとくれのジェスチャー。
流石にもう払えないのでそっとしておいた。
朝ごはん:オモラテの村にて
お腹も減っていたので、
朝ごはんへ。
オモラテの村の適当な店に入る。
あまりいいメニューもなさそうだったので、
卵とトマトの料理を注文。
(マサイさんは卵とアボガドの料理)
そしてやっぱり、インジェラもついてくる。
食べてみると、卵が塩っ辛い。
明らかに塩を入れすぎている笑
インジェラと一緒に食べたらまだマシになったが、
インジェラが食べられないあやか(仮)はほとんど残してしまった。
食べている途中にマサイさんが
「今日は何曜日だ?」と聞いてくる。
「水曜日!」と答えると、
はっとやってしまったというような顔になる。
話を聞いていると、
エチオピア正教の多くの人は水曜日と金曜日に動物性の食物が禁じられているよう。
どうしようもなくなって、少し悲しそうな顔をしていた。
なんだか僕らが申し訳ない気持ちになったが、
ずーっとやっている習慣なのに忘れてしまうものなのかという思いもあった。
エチオピアは少数民族に限らず特有の文化があるな。
ご飯も食べ終わり、外に出ると、
先ほどの少年ガイドが「チップをくれ!」とまだ待っている。
結局僕らの乗っている車にも来て、
窓を叩いてチップをくれと言ってくる。
さっきまであんなにいい子やったのに、、、
と少し悲しい気持ちになったが、これがあの子達の生きていく術なのだろう。
⬇︎オモラテの村には変な猿も!
オモラテからジンカへ(トゥルミ経由)
オモラテから車に乗り込み、
来た道と同じ道を通って、1時間でトゥルミに到着。
コーヒー休憩をして、
再度出発。
トゥルミのマーケットで一昨日ハマル族を見たが、
村が近くにあるため、行ってくれるようだ。
マサイさんが、
「昼は村には誰もいない。」と言っていたが、
僕らが行きたいと伝えると行ってくれる。
ワガママも聞いてくれて、かなり優しい。
トゥルミの街から少し行ったところにハマル族の村があった。
行ってみると、村はガランとしている。
やっぱりマサイさんの言う通りやった。
呼びかけていると、ハマル族のお爺さんと1人の女性だけが村にいた。
ハマル族の女性だけ写真を撮らせてもらった。
ハマル族の家は木などを利用して作られており、
先ほど見たダサネチ族の家とはかなり異なる。
その土地の環境・彼らの文化等も考えながら、
家を見ていると面白い。
再度車に乗り込み、出発。
途中は道も悪いところもあった。
運転している人はかなり疲れるだろう。
しかしながら、マラドーナさん(運転手)は一言も愚痴をこぼさすに
運転してくれている。
⬇︎道中に牛の大群に遭遇
そして、ハマル族の村を出て、2時間程度で
ようやくジンカに到着。
宿:Nardos Pension
本日の宿はこちら!!
ここはマサイさんが自信を持って、
勧めてくれたので期待していたが、
期待通り。
今まではお湯のシャワーが出ない、
wi-fiがないのが当たり前だったが、
ここはどちらも利用できた。
(wi-fiは速くはなかったが、、、)
部屋にはトイレ・シャワーも付いている。
部屋はこんな感じ。
この少数民族ツアー中に泊まった宿の中では、
圧倒的に1番快適だった。
荷物を置いて昼食へ。
昼ごはん:ジンカの村にて
宿から歩いてすぐのこんな外観のお店へ。
ここでマラドーナさん(運転手)の友人の人とも合流。
一緒に遅めの昼ごはんをいただいた。
僕らはパスタを注文。
マサイさん達はインジェラのこんな料理を注文してた。
なかなか見た目美味しそうやったな・・・
パスタはいたって普通。
最近はパスタかインジェラしか食べていない。
ジンカの村を散歩
ジンカの村は今までの村に比べて、比較的大きな街だった。
マサイさんに連れられて来たのは、マーケット。
雑多に色々なものが並べられている。
まさに想像していたアフリカのマーケットのイメージ。
その中でもやっぱり売られているのが、インジェラ。
こんなに売ってるけど、どれが美味しいとかあるのだろうか。
この人の作るインジェラは美味い!!とかあるんかな。
一通り村を回って宿に戻って来た。
後は夜ごはんまで自由行動ってことで、
ゆっくり。
久しぶりにwi-fiが使えるので、
ずっと携帯いじってた笑
夜ごはん:ジンカの村にて
夜に再度マサイさんと合流して、夜ごはん。
昼ごはんと同じ店に行く。
全く同じメニューを注文。
しかし入っているものとかが、変わっている。
作る人によって、料理が異なっているのだろうか。
味はまぁ変わらず。
途中でマサイさんが消えたと思って、
外に探しに行くと、
外で髪を剃ってもらっていた。
呑気に「やっと食べ終わったか?」みたいな顔をして、
手を振ってくる。
結構心配なって探したのに・・・笑
そして今日も終了。
車に乗っているだけなのに、体がすごく疲れている。
オフロードで体が飛び跳ねたりしてるからかな・・・
今日はそんな日
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