【DAY190・エチオピア】世界一過酷なツアー「ダナキルツアー(日帰り)」に参加してみた!(概要・申し込み・ツアー内容)

【DAY190・エチオピア】世界一過酷なツアー「ダナキルツアー(日帰り)」に参加してみた!(概要・申し込み・ツアー内容)

2019年6月27日(木)DAY190


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*本日のイベント*

・ダナキルツアー参加

・Simカード購入

 

世界一過酷なツアー「ダナキルツアー」へ!!

概要

本日は日帰りでダナキルツアー に参加した。

ダナキルツアーは「世界一過酷なツアー」とも言われている。

 

しかし、過酷な先には絶景が待っているようだ。

ダナキルツアーの目玉の2大スポットは

「ダロール火山」と「エルタアレ火山」であろう。

 

しかし、エルタアレ火山は少し前に火山活動が活発化してから、

煙が多く、ほとんど見れないらしい。

 

僕らが申し込んだETT(ツアー会社)のスタッフも、

煙が多く見れないと言っていた。

 

ダナキルツアー には1day(日帰り)、2day(1泊2日)、

3day(2泊3日)、4day(3泊4日)の4種類がある。

 

1dayと2dayでは「ダロール火山」、

3dayと4dayでは「ダロール火山」と「エルタアレ火山」を訪れる。

上記に書いた理由により、

ダロール火山のみを訪れる1dayと2dayで悩んだが、

訪れる場所は同じのため、僕らは1dayで参加した。(もちろんお金も安いし、、、)

 

申し込み

ツアー会社

ダナキルツアーの運営している大人気の会社は

ETT(Ethiopia Travel and Tour)である。

日本人と韓国人が多く利用しているようだ。

 

申し込み方法

申し込みは、以下の3つの方法がある。

・エチオピアの首都であるアディスアベバのETT

・ダナキルツアーの出発地であるメケレのETT

・インターネットより申し込み

僕らはエチオピアにいる時間も限られていたため、

インターネットにより申し込んだ。

 

こちらのサイトの問い合わせフォームより問い合わせて、

メールにて事前にETTとやりとりをさせてもらった。

 

連絡すると、すぐに返信がある。

その後のやりとりでもすぐに返信がもらえて助かった。

 

しかし、エチオピア国内でネットが数日間止まっていることがあり、

その際は返信が数日間なかった。

 

そのようなことも考え、オンラインで申し込む場合には早めの連絡が必要である。

以下は僕らが申し込んだ際の情報である。

 

費用

日帰りのツアーでUS150ドル/人。

メールにて値下げ交渉をしたが、値引きはなし。

インターネットによる申し込みの場合は、

支払いはクレジットカード(メールでカード番号等伝える)か

現金(支払いはアディスアベバのオフィス)。

僕らはアディスアベバのオフィスを訪れる時間がなかったため、

クレジットカードにて支払いを行なった。

レシートがメールで添付の画像として送られてくるので、

それにサインをして返信して、完了。

 

【参考】ETTを選んだ場合のメリット

ETTで申し込むと以下のサービスが含まれている。

・空港から宿までの送迎(アディスアベバ・メケレ)

・ETTの宿の宿泊(アディスアベバ)

その他、アディスアベバからメケレのバスチケットも手配してもらえるようだが、

僕らは飛行機で移動したため、利用していない。

空港からのタクシー代はなかなか高く、

面倒なタクシー交渉がなくなるので、

空港からの送迎をしてもらえるのは非常にありがたかった。

 

ダナキルツアー内容

タイムテーブル

僕らが参加した際のタイムテーブルはこんな感じ。

4:15 宿にピックアップ

7:30 ラクダのキャラバン見学

8:00 朝食

8:15〜9:15 ダロール火山へ

9:30〜10:30 ソルトマウンテン・油の湖・塩の湖・キャラバン・枯れた塩湖を見学

11:30〜12:30 昼食

14:30 ツアー終了

 

ピックアップ

宿泊している宿に4時にピックアップが来ると言われて、

3時30分に起床。

さすがにこの時間は早すぎる。

 

外は真っ暗。

 

4時ちょうどには部屋を出て、待っていると、

15分遅れて、車が到着。

 

15分なら許容範囲。

 

車はTOYOTAのランドクルーザー。

⬇︎写真は後から撮ったもの

 

誰か他のツアーの人と一緒かなーと思っていたが、あやか(仮)と2人だけ。

これは嬉しい。

 

向こうに到着するまでに、しばらく休めそうだ。

まだ外は真っ暗のため、人通りはほとんどなかった。

乗車とともに車が動き始めた。

 

ダロール火山へ

ダロール火山までは約3時間。

あやか(仮)は乗車とともに寝てしまった。

 

車はどんどん進んでいく。

坂道を登ると、メケレの夜景が見えた。

夜景と言っても、そんなに大きい街ではないので、

電気の光は少ない。

 

街の夜景では断然日本の方が上だ。

 

メケレの街を抜けると、何もない。

 

車を進んでいくと、暗がりの中に、

子供が2人歩いていたりする。

これにはかなり驚いた。

 

こんな時間に歩いて何をするのだろうか。

この時の気温は30度程度。

 

しばらくすると、

今日のツアーに参加する人と合流するという。

今日はランドクルーザー3台でツアーを実施するようだ。

 

少し待つと無事に合流。

3台一緒にダロール火山へ向かう。

 

再度走り出す。

 

たまにこんな感じの家が建ち並んでいる。

 

木を組んだだけの家。

おそらく村。

 

村では5時台にも関わらず、

めちゃくちゃ起きて行動している。

ここらの人は日の出とともに行動するんかな。

 

こういう村を見ると、どういう暮らしをしているか気になる。

 

ここでは日本では一般的なインフラがほとんど確保されていないのであろう。

しかし、若者の服装を見ると普通に街にいる人達と変わらない。

ここの人達にも徐々に現代の文明の利器が浸透していくんやろな。

 

数年後訪れると、また違った雰囲気になるのかも。

 

途中で大きめの村に立ち寄り、

僕らの車のドライバーはアルミホイルに包まれた朝ごはんを受け取っていた。

 

また、この村でソルジャーが

同じツアー客の車に乗り込んでいた。

ダロール火山付近は少し治安が悪く、ソルジャーが必要なよう。

ソルジャーはその体格とは似付かない大きな銃を持っていた。

 

ラクダのキャラバン見学

さらに進むと、ラクダの群れ(キャラバン)が現れた。

 

車から降りて、写真撮影。

 

彼らは塩を運んでいる。

遠い時にはメケレまで塩を運ぶ。

片道5日程度もかかるようだ。

 

ラクダはかなりの数がいた。

朝日に照らされて、歩くラクダの群れは非常に見応えのあるものだった。

 

徐々にダロール火山に近づくと、気温がどんどん上がっていく。

そして出発から約3時間。

ようやくダロール火山の入り口に到着。

この時で車に付いている温度計は40度を指す。

なかなかハードになりそうだと覚悟した。

 

朝ごはん

早速向かうのかと思ったら、まずは朝ごはん。

影のない所にドライバー・ガイドが手早く椅子を置く。

というか、影はどこにも見当たらない。

 

 

そして先ほどのアルミホイルに包まれた朝ごはんをもらう。

朝ごはんはパンと卵だ。

 

てっきりエチオピア料理だと思っていた。

村の方が観光客用に普段は作らないものを作っているんだろう。

 

味は普通やった。

油はかなり多め。

 

そして、食後にホットティー。

この気温では流石に飲む気になれなかった。

この時初めて同じツアーの人と話した。

ドイツ人2人と韓国人1人、そして僕ら2の合計5人やった。

 

ダロール火山

食後に水が配られて、ダロール火山へ向かう。

 

目的地まで片道20分弱だったと思う。

 

ダロール火山は風に乗ってガスも吹くので、

マスクもあればいいと言われたが、

僕らは必要なかった。

 

風が強い場合などは、あった方がいいかもしれない。

そして、灼熱の中歩き始める。

 

⬇︎ソルジャーは大きな銃を持っている。

 

歩き始めた瞬間汗びっしょり。

周りには何もない。

 

足場は悪いので靴は必須。

サンダルは厳禁だろう。

 

そして、目的地に到着。

周りはこんな景色。

 

まさに絶景!!!

 

地球かどうかもわからない風景。

ドラゴンボールに出てくる「ナメック星」とも言われているようだ。

見たこともない色に包まれる。

 

これらの色は硫黄・銅など化学成分により齎されるようだ。

 

時折「シュー、シュー」と鳴りながら、水?が吹き出ているところがあった。

その近くは特に温度が高かった。

 

ガイドの方と30分ぐらい周辺を歩き回る。

温泉街のような硫黄の匂いが少し鼻につく。

 

どれだけ歩いても飽きない。

みんな写真撮影などを行い、同じ道を戻ってきた。

帰って靴を見ると、靴にかなりダロール火山色が付いていた。

この色はなかなか取れない。

 

汚れてもいい靴がいいと思う。

 

ソルトマウンテン

続いてソルトマウンテンと呼ばれる場所へ。

 

ここは暑すぎて、ほとんど説明を聞いていなかった。

その名の通り、塩の山なのだろう。

 

油の湖

この湖少し色が変だなと思ったら、油が湧き出ている。

 

触ってみると、少し暖かく、ヌルヌルしている。

まさしく油や。

現地の人は薬としてこれを肌に塗っているらしい。

 

塩の湖

地下から出た水により出来た塩の湖。

 

上から見ると湖の色が美しい。

触ってみると、水の温度はかなり温かめ。

入れるみたいだが、誰も入ろうとはしなかった。

水深は2m以上はありそう、、、

舐めてみると塩分はかなり高い。

きっと中に入ると塩分濃度が高いため、体が浮くと思う。

 

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塩の掘り出し作業を見学

 

ここでの仕事は塩を地面から掘り出し、

街まで運ぶこと。

塩の塊をスコップ等を使い、浮かせてから、

ブロック状に切り分けられる。

1つで5kg程度で、1頭のラクダに30個程度載せられるそうだ。

その塩を街まで運んで彼らのお金になっている。

 

近くの小さい街では僅かな価値しか持たないが、

メケレの街まで運ぶと塩は数倍の価値で取引されるようだ。

 

そのために片道約5日間かけて、塩を運ぶ場合もある。

 

10分程度の見学しかしなかったが、

過酷すぎる労働条件だと思う。

この気温で影のないあの場所で塩を掘り、

それを運ぶ。

それだけしても貰える給料は僅かなものだろう。

色々と考えさせられるものがあった。

 

枯れた塩湖

先ほどのスポットを出てからすぐにこちらのスポットに到着。

 

ここは枯れた塩湖。

 

数年前に行ったウユニ塩湖でも

こういう乾いたところあったなーって思い出した。

 

地平線まで見渡す限り、真っ白。

なかなかの絶景だったが、あまり感動はせんかったな。

 

1泊2日のツアーの場合はここでサンセットを見るようだ。

 

これでツアーで訪れるスポットは終了。

最後に昼食を食べるようだ。

そこから1時間ちょっとで昼食をとる場所へ。

 

昼ごはん

昼ごはんはこんな感じのところへ。

 

昼ごはんは何やろか、、、と不安になりながら待つ。

すると、出てきたのはパスタ!!!

 

 

これはありがたかった。

あやか(仮)が苦手なインジェラとか出たらどうしようかと

思っていた。

 

味はまぁ普通!!

むしろ美味しくすら感じる。

 

飲み物は有料であったが、

暑さに負けてコーラを注文。

30ブル(約109円)。

 

この暑さがあったからこそ、

コーラがうめぇぇ!!って心底感じた。

 

1時間ほど滞在して、帰路に着いた。

 

⬇︎注意

ダナキルツアー 終了後宿に帰った後、

自分たちの所持金を見てみると、600ブル(約2,182円)減っている。。。

昨日エチオピアに着いたばかりで、

まだほとんどお金を利用していないので分かった。

多分このツアー中(おそらく昼食時)に車内にカバンを置きっぱなしにして、

その間に抜き取られたんやと思う。

普通に話していたので、疑いたくはないがドライバーが怪しい。

僕らが昼食をとっている間も、車で何かしていた。

完全にこれは自業自得なので仕方ないが、貴重品の管理は十分注意してください。

 

ツアー終了

昼食会場からメケレの街まで2時間程度。

 

冷房の効いた車内で気持ち良すぎたので、

眠ってしまう。

 

そして起きたら、メケレの街。

 

宿まで送ってくれるようだが、

最初にETTのオフィスに寄って欲しいと伝えると、

すんなり承諾してくれた。

 

これにてダナキルツアー終了!!

大満足。

終了したのは14時30分。

 

世界一過酷なツアーと言われているが、

日帰りでは暑いだけでそこまでの過酷さはなかったかな・・・。

泊まりならきつそうやな・・・。

 

ETTオフィスにて

ETTのオフィスに来たのは

明後日のメケレを発つ際のタクシーを依頼するため。

 

明後日に飛行機で移動予定のため、

朝空港まで送ってくれないかお願いしたところ、

すんなりOK!!

 

もちろん無料!!!

ありがたすぎる。

最高すぎるよETT。

 

明日が暇になってしまったので、

近場のオススメスポットをETTの人にオススメを聞いたが、

あまりいいところはない。

日帰りツアーとか勧められたけど、1人1万円ぐらいする。。。

 

結局迷ったが、明日はゆっくりすることに。

最近は行動してばかりなので、たまには休まないと。

 

そして、wi-fiが復活したようなので、少し使わせてもらった。

どうやらここ数日はエチオピア全土でインターネットのアクセスが遮断されているみたい。

 

ブログを書いている今、何が原因であったか調べてみると、

こちらのクーデターが原因やったよう。

数日間エチオピア全土でインターネットが使えないって、、、、

日本やったら相当の大問題やん!!

 

インターネットの遮断がなくなったにしろ、

エチオピアではインターネットは極めて不安定。

後ほど再度ETTに訪れると、wi-fiは使用出来なくなっていた。

 

一旦宿まで戻る。

 

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Sim購入

 

先日空港でSimカードを購入したが、

インターネットが遮断されていたので、

インターネット分のお金をチャージしていなかった。

 

遮断が解除された今、チャージすれば携帯でインターネットが使えるのでは?

と考えて、こちらの「Ethio Telecom」へ。

 

宿から行く際は、

こんなトゥクトゥクみたいなのを利用。

 

30ブル(約109円)。

 

無事到着して、番号札を取って

少し待つと僕らの番。

 

 

話を聞いていると、

「Ethio Telecom」のインターネットはまだ使用出来ないらしい。

事実まだ周りの人も利用できていなかった。

 

しかし、データの購入はできるという。

今入れているSimにチャージするよりも、

新たにデータ付きのSimを購入した方が安いことを

教えてもらい購入。

 

2GBでシム代やデータ等全て含めて245ブル(約891円)。

⬇︎下の値段にシム代等が追加される。

 

パスポート等を提示して、色々設定してもらって終了。

 

あとは「Ethio Telecom」のインターネット回線が復活するの待つのみ。

⬇︎後日談

今後このSimを利用できることはなかった。

周りの人は普通にインターネットを利用できている時でも、

僕らのスマホはインターネットが使えない。

 

おそらくSimの設定が上手く行っていなかったと思う。

245×2人分=450ブルを失った、、、

エチオピア南部の田舎町には「Ethio Telecom」のオフィスなどなく、

原因は分からない。

 

夜ごはん:宿のレストラン

メケレは美味しそうなレストランもないし、

夜に外に出るのは怖いので、宿のレストランへ。

 

今日は2人ともパスタを注文。

 

 

1つ60ブル(約218円)。

 

エチオピアの料理は全然期待してなかったので、

美味しく感じるだけかもしれないが、、、

このパスタがなかなか美味い。

 

ピリッと辛いのもポイント。

 

メニューは昨日の記事参照。

 

夜になると、

宿のwi-fiも使えた。

使ってみると、速くはないが、

普通に使える。

メケレはwi-fiがどこも弱いという情報を見ていたので、

期待していなかったが、これはありがたい。

 

さらに今日は普通にホットシャワーが使用出来た。

 

なかなかいい宿や!!

宿の詳しい情報は昨日の記事を参考。

 

とはいっても、急な停電で

急に部屋が真っ暗になったりする。

なかなか不便であるが、これがエチオピア。

改めて電気の安定供給のありがたみを感じた。

 

今日はそんな日

 

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