【DAY386・アルゼンチン】燃えるフィッツロイ!!!これぞ求めていた絶景〜トレッキング2日目〜
- 2020.07.02
- パタゴニア(チリ・アルゼンチン)
2020年1月9日(木)DAY386
*本日のイベント*
・フィッツロイトレッキング 2泊3日(2日目)
パタゴニア地方の移動方法とか費用とかこちらでまとめています!!
良かったら見てください!
テントにて起床(4:00)
テントにて4時前に起床。
夜は冷え込み過ぎる+マットが薄くて背中が痛いので、
起きては寝て、 起きては寝ての繰り返し。
ヒートテックインナーとウルトラライトダウンを着込んで寝たのに、
寒かった・・・。
パタゴニアは夏でも寒い。
3時30分ぐらいから、外がうるさかったのは、
あの時間から登っている人がいたのかな?
とりあえず起床して、準備。
朝は辛いけど、今日は2人とも頑張りますヨ!!!!
フィッツロイの展望スポットに向けて出発(4:10)
真っ暗の中、ヘッドライトを頭につけて、いざ出発。
キャンプ場を出てすぐに、
川があってそこを渡る必要がある。
川といってもめちゃくちゃ浅くて、川幅もほとんどなく、
水がゆっくり流れているだけ。
川を横断するように木が置いてあって、その上を歩く。
昨日と同じように渡ろうとすると、、、
あやか(仮)「危なっ!!!ここ凍ってる。」
木の上に氷が張っており、ツルツルになっている。
これはかなり危ない。
僕は近づこうと、水のなさそうなところに足を踏み出すと、
ドボン!!!!
冷たい感触が足に伝わってきた。
水が透明過ぎて気づかなかったが、そこには水が流れていた。
片足がビショビショになった。
木の上に氷が張るような気温の中、 足がビショビショ。
これはかなり冷たい。
けど、キャンプ場に戻っていると、
日の出の時間に間に合わない。
ここは我慢して行く。
今日はがんばりどき!!!
あやか(仮)は慎重に木の上を渡り、
なんとか濡れずに済んだみたい。
幸先はちょっと悪いけど、再度出発。
空の端っこは徐々に明るくなってきている。
急がねば。
坂道を息を切らしながら登って行く。
注意すべきは石!!!
石の上に氷が張っているものがある。
それがめちゃくちゃ滑る。
急斜面で滑ったら、怪我は避けられない。
慎重に慎重に・・・休憩せずに登り続ける。
そして、なんとか昨日訪れた展望スポットに到着。
展望スポットに到着(5:30)
展望スポットに到着すると、かなりの人がすでに到着している。
目の前には・・・フィッツロイ!!!!
今日は雲1つなく、はっきりとその姿が見える。
その威風堂々と構えた山はとてつもなくかっこいい。
フィッツロイを含む山々は鋭く突き出ており、天を刺すかのよう。
ここまで登ってきた甲斐があった。
ここでパタゴニアのステッカーと一緒にパチリ。
(このステッカーは先日パタゴニアの店でGETしたもの!)
フィッツロイがモチーフとなっているのがよく分かる。
とりあえず、写真を撮り終えると、
石に腰掛けて、日の出を待つ。
到着時、急いで来たのでめちゃくちゃ暑かったが、
時間が経つとめっちゃくちゃ体が冷えてきた。
周りの人たちも同じようで、寒さを耐えしのいでいる。
僕らはこの時のために、わざわざ寝袋を持ってきた。
寝袋を使って、寒さを凌ぎながらその時を待つ。
これが燃えるフィッツロイだ!!!(6:00)
日の出の時間6:00になると、 空の端っこから太陽が顔を出した。
太陽が出ると、待っていた観光客から歓声が上がる。
そして、フィッツロイの山々に太陽の光が当たり始める。
朝日が昇り始めて、数分後に、
この山々だけだ太陽の光を浴びる僅かな時間がある。
それを「燃えるフィッツロイ」と呼ぶ。
山の先端に太陽が当たり始める。
太陽の光を当たった箇所だけが、鮮やか赤く輝き出す。
その色は時間の経過とともに広がって行く。
あぁ綺麗。
1分1秒がゆーっくりと進んでいるかのように、
景色がゆくっりと変わって行く。
赤い色が広がっていくと、その色はオレンジ色になっていく。
オレンジに包まれるフィッツロイ。
その一瞬一瞬を見逃さないように息を飲んでみていた。
そして、30分もすると太陽はさらに登って、 いつもの姿に。
数十分間のみ見える絶景。
まさしく絶景の言葉にぴったりの景色だった。
感動しすぎて2人で満足するまで滞在して、下山することに。
下山も注意しながら、降りていく。
この凍っている石だけ誰かなんとかしてほしい。
朝ごはん:キャンプ飯
無事キャンプ場に戻ってくると、
あやか(仮)「お腹が減った!!何か作ろう!!!!」とお声がかかる。
確かに朝から何も食べていないので、お腹ペコペコ。
川の水を使って、湯を沸かして・・・。
完成したのは・・・
パスタ!!!
キャンプでもやっぱりパスタ。
いつものよりはクオリティは下がるが、
あやか(仮)はパスタが食べれて満足そう。
朝日を浴びながら、食べる朝食。
なんか優雅で贅沢。
景色も良くて最高。
ちょいと昼寝
朝食を食べ終えると、
あやか(仮)「眠たいので、少し昼寝しよう」と。
今日の移動はかなり少なめなので、時間には余裕がある。
特にやることもないので、僕もテントの中で横になった。
横になると2人してすぐに爆睡。
2時間程度寝て、眠気はすっきり。
カプリ湖のキャンプ場に移動
テントをたたんで、荷物をまとめる。
2泊3日では、ソロトーレという山を見る展望スポットも回ろうと思えば 回れるが、
僕らはやめておくことに。
フィッツロイで満足しすぎたのもあるし、
バタバタと移動が続くのも嫌だったので。
そのため、
今日はエルチャルテンに戻る途中の
カプリ湖付近にあるキャンプ場に移動することに。
その距離は歩いて、1時間15分程度。
ほとんど平坦な道が続くので、トレッキングというよりは、
ハイキング気分。
景色も綺麗で歩いていて気持ちがいい。
ここは最高の場所。
ふと振り返って、
フィッツロイを見てみると、雲に覆われていた。
朝に晴れて本当に良かった。
カプリ湖付近のキャンプ場に到着
1時間15分でこちらのキャンプ場に到着。
ここのキャンプ場は人も少ない。
適当な場所にテントを張って、昼ごはんを作ることに。
昼ごはん:キャンプ飯
昼ごはんは・・・パスタ。
またまたパスタ。
キャンプでもやっぱり頻出のパスタ。
手軽でうまい。
パスタはどこでも大活躍。
水を汲みにちょいと川まで
昨日泊まった「Poincenot」のキャンプ場では目の前に川が流れており、
そこの水が飲めるのだが、 今回のキャンプ場の目の前にあるのは湖。
湖の水を飲むのは流石に抵抗のあった僕ら。
(あの湖の水は飲めるのだろうか・・・)
近くの川を探してみると、
30分ぐらいの距離にあることを発見。
時間もあるし、散歩がてら水を汲みにいくことに。
ペットボトルと鍋を両手に軽いトレッキングを開始。
鍋なんか持ちながら歩いている人はいないのでめちゃくちゃ見られる。
15分ぐらい歩くと、調べたところは違うが、川を発見。
ここで水を汲むことに。
ペットボトルに水入れて・・・
鍋に水を入れてい・・・
ミッション完了!!!
僕らに続いて何人かの人が水を汲んでいた。
あとで飲んでみると、ちょっと土の味がする水だった。
まぁ沸騰させたら大丈夫でしょう。
水を入れた鍋を揺らさないようにそーっと運びながらキャンプ場へ戻る。
これがなかなかしんどくて、今日1番疲れた。
途中でだいぶこぼしたけど、半分以上を残して無事キャンプ場へ戻ってこれた。
キャンプ場でゆっくり
キャンプ場に戻ると、ちょいと休憩。
緑の中でゆっくりするだけで、気分がいい。
マイナスイオンもたっぷりな気がする・・・。
外にいるのもいいのだけど・・・・、 やっぱり寒い!!!!
結局、 寒すぎて、テントの中でNetflixを見ることに。
日中の明るいテントの中でNetflix。
一見キャンプに来てまでやることなのかとも思うけど、
大自然の中、こうやってゆっくりするのもありなのかも笑
夜ごはん:キャンプ飯
やることもなくなってしまい、早めの夜ごはん。
夜ごはんは味噌汁に、 辛ラーメン。
寒い中での温かいラーメンは体の芯から温まる。
食後には温かい紅茶を飲む。
あやか(仮)と話をしていると、 空から雪が降ってきた。
雪が降るほどの気温なのか・・・。
そりゃ寒いわけだ。
このキャンプ場には僕らを含めて、4,5組の人の姿しか見えない。
このキャンプ場はエルチャルテンの街からもかなり近いので、
こんなに寒い日にわざわざキャンプする人も少ないのかも。
そして、20時ごろには寝袋に入った。
テントの中に入ったが、まだまだ周りは明るい。
目を瞑って、
耳を澄ます雪の降る音や風の吹く音、
鳥が飛ぶ音などが聞こえてくる。
ちょっと寒いのはあるけど、 気持ちがいいなぁ。
今日はフィッツロイの絶景も見れたし、いい日やった。
今日はそんな日
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